巴川流域(ともえがわりゅういき)とは、巴川に流れ込む雨水が集まるエリア全体のことを指します。巴川は、起点である麻機地域の山奥から、静岡市街地を通り、清水側と大谷側に分かれ海へと流れます。そのため、巴川流域には静岡市内の広範囲が含まれます。
巴川とは
静岡市を流れる巴川(ともえがわ)は、文殊岳を源流とし、静岡市街地や清水区を流れ、清水湊の折戸湾にそそぐ二級河川です。流域面積約105km²、流路延長約18kmの中規模河川ですが、下流部の勾配が非常に緩く排水性が悪いため、古くから浸水被害に悩まされており、近年は市街化の進展により総合的な治水対策が進められています。